【マネジメント】報連相はビジネスの基礎

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様々なビジネススキルはありますが、一番重要なのは「報連相」といっても過言ではありません。

部下に求めるのも「報連相」ですし、コミュニケーションの根幹になっていると感じてるマネージャーは多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ビジネスで一番簡単でそして重要な「報連相」について振り返って見たいと思います。

この記事で分かること

①報連相とは?
②報連相の重要性
③まとめ
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報連相とは?

今ではビジネススキルの代表格の「報連相」ですが、この言葉が知れ渡ったのは1986年に山種証券(現SMBC日興証券)の会長山崎富治氏が出版した「ほうれんそうが会社を強くする」というい書籍がベストセラーになったのがきっかけです。

グローバル化が進む現代でも、まったく色褪せないこのスキルはビジネスの原理原則を物語っています。

「報連相」をそれぞれ分解してみていきましょう。

・報告

報告とは、依頼を受けた人が依頼した人に途中経過や結果を知らせることです。
ビジネスでは報告の相手は、取引先の会社や上司、後輩、自分の仕事にかかわる人、部署すべてです。

使用する場面としては、定期的なルーティン業務の結果や、指示された仕事に対する進捗報告、突発的なトラブル情報の共有などが挙げられます。

・連絡

連絡とは、仕事の依頼や情報などを互いに知らせるアクションです。
ビジネスでは連絡の相手は、報告同様に自分の仕事にかかわる人すべてです。

使用する場面は、プロジェクトのスケジュールに関する連絡、通達や有益な情報の共有などが挙げられます。

・相談

相談とは、疑問や問題を解決したいときにおこすアクションです。
ビジネスにおいての相談は、これも報告・連絡と同様に自分の仕事にかかわる人すべてに行うのがベストです。
相談は仕事から離れた、まったく違うつながりの人に行ってもよいでしょう。
客観的な意見がじぶんの問題を解決してくれる事もあります。

使用する場面としては、交渉事や悩みなど目の前のことを円滑に行いたいときに使うことがほとんどでしょう。

ここまで振り返ってみると、共通しているのが上司、部下、同僚、全方向性においてアクションしておくとまず間違いなく上手く行くということです。

その仕事の内容や、機密情報など全方向にアクションを起こすことが難しいこともありますが、上司にも部下にも自分の現状を共有する事によって、こちらが求めていることや通したいことも相手に理解してもらいやすくなります。

また、コミュニケーションが活発になることにより、生産性も上がるでしょう。

報連相の重要性

報連相は3つのメリットがあります。

・対処
・共有
・改善

順に解説します。

・対処

報連相の最大の特徴としてはフィードフォワードがしやすくなることです。
フィードフォワードとは「上手くいくアドバイス」です。

報告がマメに上がってくると、上司は経験則から次に起こることが予測できます。
例えば、クロージングのベストなタイミングで報告を受けたとき、適切なアクションを支持でき、成約の確率を上げることもできるでしょう。
逆に、トラブルになりそうな前触れも見逃さず大きなクレームになる前に対処をすることも可能になります。

失敗やトラブルは誰でも言いにくいものです。
言いにくさのあまり、問題が大きくなってしまったことを経験されたマネージャーも多いでしょう。

マメな報告や連絡は、それらを防ぐ「フィードフォワード」を可能にします。
またマメに報告や連絡が上がって来なければ、こちらから拾いに行くしかありません。
部下の立場であっても、必要なことは遠慮なく聞いていかないと、自身の仕事だけではなく全体の進捗にもかかわる事なのでどんどんしていきましょう。

・共有

報連相が活発なチームは、情報共有も早いです。
トップセールスのノウハウの横展開や、失敗事例の展開など素早く共有され、成果に直結するアクションがすぐに行えるのが特徴です。

共有の場面として、朝礼や終礼など全員が集まる場面で行うことで上手く共有できます。

・改善

対処、共有ができてくるとさらにアイデアが生まれ意見交換が活発になる事が見込まれます。
施策はブラッシュアップされ、トラブルはまったくなくならないということはありませんが、発生する頻度や問題の大きさなどは変化してくるでしょう。

それらがうまくかみ合ってくると組織の成長も加速されるはずです。

まとめ

今回は、ビジネスにおける報連相の必要性など基礎的な部分を振り返りました。

報連相はシンプルですが、定着させるのも難しいでしょう。
しかし簡単にできるこのアクションが従業員が定着・活躍できる組織を作るために必要なアクションだったりします。
自身のチームの特徴や強みをしっかりと把握し、スタッフがやりがいを持って仕事を行えるよう、マネージャー自ら報連相を全方位におこない、社内文化を作っていくとよいでしょう。

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【経歴】・2000年~2008年まで楽器販売、フリーランスカメラマンで接客販売経験⇒・2008年から現在まで、宝飾業界の販売店営業、人材育成、マネジメント業務行いながら店舗運営、マニュアル作成、コーチングスキル、マーケティングスキル身につけ現在に至る。

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