【マネジメント】チーム力とは、チーム力を高める方法

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マネジメント
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ほとんどの企業は、同僚や部下、上司や他部署と連携して「チーム」で働くことがほとんどです。

チーム活動を行う中で、人員同士のコンセンサスをまとめられたほうが最終的にチームが出すパフォーマンスが高くなることが期待されます。

逆に協調性など低いとパフォーマンスは落ちてしまうため、社会活動においても非常に重要なものです。
今回はチーム力はどのように積み重ねるのか、チーム力を向上させるためにマネージャーに求められる役割についてお話致します。

この記事で分かること

①チーム力とは?
②チーム力を高める方法
③まとめ
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チーム力とは?

チーム力とは、組織の総合力です。他部署や自身のチームすべてかけ合わせた力です。
いいかえれば「会社のちから」という俯瞰したみかたが「チーム力」です。

一方、「チームワーク」という言葉がありますが、チームワークは連携性や協調性をさしており、「チーム力」を細分化した要素です。

そのため「チーム力」とは、自身のチームがレベルアップするのとともに他部署や他のチーム、最終的には会社全体の総合力を上げる事になります。

また、チーム力が高いと以下の3つのメリットが生まれます。

・生産性の向上
・コミュニケーションの活発化によるイノベーション
・離職率の低下

それぞれのチームが方向性がぶれずに、同じ目的のもと活動していると、生産性は上がるでしょう。

理由は共通言語により、理解が早まり意思疎通がとりやすい環境は仕事の承認も早く、生産性があがります。

そして生産性が上がれば、仕事の効率化も進み他部署の連携を生み出し会社に必要な、イノベーションを起こすこともできるでしょう。

そのため、コミュニケーションが活発な職場では、社員は存在価値を感じやすく、やりがいを感じ離職率が低い結果につながっていきます。

チーム力が高いチームでは、

・個人の能力が高まる。
・メンバーの協調性や連携性が高く、個々を生かす事ができている。

という、相乗効果も見込めます。
では、実際にチーム力を高めるために必要な要素の解説を致します。

チーム力を高める方法

チーム力を高めるためには、まずはチームの課題を数値や社員アンケート、面談などで把握することが必要です。
ポイントとしては、目標設定、人間関係、マニュアルや仕組などの視点で、課題が何かを具体的にしていきます。

また、課題は常に流動的なものがあったり、計測しないといけないものもありますので、定期的に行うことで精度が上がります。

そして、チームの立て直しや新しいプロジェクトを立ち上げる際、以下の5つのポイントを抑えて活動すると成果が上がりやすくなります。

・ビジョンや社会的名ミッションなど、動機につながる目標の設定
・いつまでに何をどのくらい達成すべきか、定量的な目標を設定し、見える化する。
・個人の役割や期待する事を明確に伝える
・コミュニケーションを円滑にするルールを決める。ツールを導入する。
・お互いを認め合う、多様性を受け止める。

これらは無理に「新しく何かを作る」ことをしなくても、すぐにできることが実は多いのです。
多様性を受け止めるコミュニケーションのルールは、ボトムアップの仕組みと、上司の傾聴の姿勢がキーポイントとなりますし、元々会社にあるリソースを再活用すると、組織自体の軸もブレずに済む場合があります。
目標や社会的ミッションなどの「動機」につながる部分は企業理念などが使えます。

会社のリソースを使い、発展させることで一貫した姿勢でチームに伝えられるため、社内文化も作りやすく、浸透も早くなる可能性もあります。

チーム力を高める時にマネージャーが行うこと

チーム力を高めるためにはマネージャーが状況把握し、課題を常にクリアにしなくてはいけません。
ここでは現場マネージャーが意識して行うことを3点、ご紹介します。

・チームの業務進捗状況や数値を把握し、問題が起こる前にバックアップの対処を行う。

最も重要だが緊急度が低い仕事を外さないことが大切です。

・メンバーのアクションを承認、フィードバックを行う。(放置をしない)

マネージャーはチームを評価するのも仕事です。
個々に対していかに気が配れるかがチーム力を高める肝になります。
また、スタッフのメンタルや体調などにも配慮して、ケアを行うとさらに良いでしょう。

あまりに気にしすぎてしまうと、スタッフにとっては「監視」というかたちで受け止められ、
コミュニケーションが逆にとりにくくなってしまうので、あくまでも管理とコミュニケーションは使い分けるようにするとよいでしょう。

・定期的な社員アンケートや面談、ミーティングを行いチームのコンセンサスを整える。

働きやすい環境を作るためにも、オフィシャルなコミュニケーションも必要です。
普段の現場でのコミュニケーションでは拾えない、本音が拾えます。

個人が抱えている深刻な問題は、普段の会話ではなかなか発言しにくいものですし、部下から深刻な話が上がってくるタイミングは問題が大きくなっていることがほとんどです。

そのため、オフィシャルでこちらから話を聞きに行く機会があると事前に大きな問題の芽を摘むこともできるでしょう。

まとめ

今回はチーム力についてお話致しました。

チーム力はチームワークとは違い多数のチームの力が合わさった時に発揮される、総合的な力の事です。

その礎となるアクションとして、従業員1人1人が定着・活躍してもらうことが不可欠です。
マネージャーや人事などは、従業員が活躍してもらえるように、問題があれば解決していくことを行いつつ、気持ちよく働けるために良い企業文化を作っていくことが求められますので、今回の記事が
なにか企業活動のヒントにつながれば幸いです。

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【経歴】・2000年~2008年まで楽器販売、フリーランスカメラマンで接客販売経験⇒・2008年から現在まで、宝飾業界の販売店営業、人材育成、マネジメント業務行いながら店舗運営、マニュアル作成、コーチングスキル、マーケティングスキル身につけ現在に至る。

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