企業成長のために必要な理念教育とは

人材教育・人材マネジメント

企業の大小関わらず、「企業理念」が人材を雇うときも教育するときも非常に大事です。

一貫して理念を根幹とした企業は、運営にも優れていて強い企業イメージがありますよね。

大手で言えば電通の「鬼十則」は有名ですね。

最近ですとアウトドアブランド「スノーピーク」の「マーケティングをしないマーケティング」「モノ作りの理念」などは様々なメディアでも取り上げられてます。

現在は企業、ブランドの背景にどんなストーリーがあるかというのが実は重要です。

理由としては、共感や体験など社会貢献を重視する。

価値観がネット社会により大きく変わっているからです。

雇用や人材教育に関しても、物質的な豊かさよりも精神的な豊かさを重要視して会社を選ぶ傾向もあるでしょう。

ですので企業成長のためには社会に発信する企業理念を指標とした教育がより不可欠です。

そこで今回は理念教育についてご説明致します。

①理念教育の重要性
②理念教育の実践の仕方
③まとめ

①理念教育の重要性

理念教育で得られる効果は以下の3点です。

・行動に迷いがなくなる、一貫した発言で説得力がある・共通言語で話せるので、意思疎通が早い・指摘が的確にできる、早い段階での人材ミスマッチを防げる順に説明していきます。

■行動に迷いがなくなる・一貫した発言で説得力がある当事者に自分で考えさせる教育はもちろん必要ですが、企業理念は会社が存在する意義ですので、その理念を顧客様に話せるくらいになれば、問題が起こったとき理念が判断材料になり間違った選択をしにくくなります。

例えばクレームを受けた際、「お客様第一主義、問題はその日解決」という理念があったとします。

理念がなければ個人の判断で問題が先延ばしになり、解決不可能になることもしばしば。

しかし理念に従っていれば個人の判断にプラス、その日解決という行動に出るのでその場で上司に報告や、顧客様に対して何か手立てを考えます。

例えミスして炎上しても、消すのも早くなるので改善も早いでしょう。

「そんなの当たり前じゃないか」と思われる方が多いと思います。

しかし、どんな大手でも「当たり前」の事を精度を上げて全社員ができるというのは難しい事です。

「当たり前」の感じ方は個人によって違うのも弊害です。

理由は仕事に慣れて「当たり前」のレベルがわからなくなるからです。

常に理念で判断する教育、文化を育てないと成長速度はとても遅くなります。

ですので理念を通して教育、業務の伝達をすれば一貫した認識レベルで説得力が増すでしょう。

■共通言語で話せるので、意思疎通が早い

仕事上での会話は共通言語で統一すると、スピード感が増します。

「Aさんはああ言ってたけど、Bさんは違うと言ってる」などそれぞれの価値観で出す指示に差が出ると、指示を出された方はたまったもんじゃないですよね。

「Aさん、Bさんどちらを立てるべきか」みたいな余計な忖度も増えて消耗します。

行動に迷うだけでなく、人間関係も消耗して社員の成長は著しく遅くなるでしょう。

そのような無駄な消耗をしないために、最初は部署だけでも良いですから、理念を共通言語として意思疎通をスムーズにしましょう。

■指摘が的確にできる、早い段階での人材ミスマッチを防げる

採用に関しても、内定者研修から入社、研修期間まで企業理念を軸に話したり、教育することによって会社に合うか、合わないかが早い段階でスクリーミングができるでしょう。

これは採用される側から見ても、社内文化がわかりやすい傾向になります。

採用側からも社風に合うか合わないかの判断材料の一つにもできるのでお互いに無駄な時間を割かずに、効率よく活動できるポイントにもなります。

②理念教育の実践の仕方

社内の企業文化によって様々ですが、理念教育には下記2点のツールを最大活用します。

・クレド

クレドがない現場は弱いです。

理由は社員が顧客様目線になれないからです。

どんな会社でも商売をする以上、商品を買う相手がいるからお金が発生します。

顧客は満足しなければお金が発生しません。

この当たり前がクレドがないと見失います。

クレドがあっても活用してなかったら、会社、社員の存在意義をクレドを使って少しずつ認識していきましょう。

本心から読んでなくても、読むことを仕組み化することで身体に染み付きます。

0から1になるだけでも意思疎通レベルはだいぶ変わります。

0はいつまで経っても0ですが、1にでもなれば掛け算で最低限の企業が求める成果は望めます。

・朝礼またはミーティング(申し送りなど)

目的は習慣化です。

クレド、理念に触れる機会を1日1回作れればやりやすい形で構わないかと存じます。

ポイントとしては上司と部下が一緒に読み合わせて共有するというところがポイントです。

クレドの項目が多かったら、一日3個とかでも良いので上司と共有する時間があれば、伝達事項や通達なども理念を還して説明できるので一石二鳥です。

上司が理念を体現できているというのが前提ですがそこはご自身の部署の為にも頑張りましょう。

③まとめ

今回は企業成長のために必要な理念教育についてご紹介しました。

結論は理念を教育のツールとして使えば、社員の成長速度にムラがなく共通言語で意思疎通をできる機会も多くなりチーム力を底上げする効果が見込めます。

「当たり前のことを当たり前のようにやる」という基礎的なことですがこれができる企業は間違いなく、軸がブレずに強い組織力があると断言します。

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