PDCAは実行している企業も多いのではないでしょうか?
ベンチャー企業や、最新のビジネスコンサルではPDCAは古い、今はOODAだ、など企業努力は様々です。
しかし、1番の問題はPDCAもOODAもしっかり実行できているか、です。
PDCAを回せていても、ただ報告のために帳尻合わせに書いていたり「無駄な業務」になってはいないでしょうか。
PDCAの根本は知っている方も多いかと存じますそこで今回は「PDCAをいかに根付かせるか」に焦点を当ててご紹介します。
①PDCAの実践的使い方
②PDCAを「無駄な業務」にしない工夫
③PDCAを当たり前の教育ツールに
①PDCAの実践的使い方
まずPDCAは
■PIAN(計画)→Do(実行)→Check(振り返り)→Action(改善行動)
これを永遠と回していきます。
しかし人間計画を立てることは好きですが、実行するのが苦手です。
「2年後のビジョンはこうなりたい」や「スキルアップで報酬を上げる」となっても計画を立てたら満足してしまうことが多いと存じます。
そんな筆者もその大多数でした。
その理由としては、「実行プロセスがきつい」「結果が出ない」ということに集約されてます。
この「実行プロセスがきつい」「結果が出ない」という点を解決すると、「出来ないPDCA」の呪縛から解かれます。
PDCAの解釈をまず下記のように簡単に考えましょう
■D(目の前の確実に出来る作業を厳選)
■C(Pの数値期限に紐ついたチェック)
■A(上司と必ず相談する)
上記の解釈で一人でなく、社内全体で回します。
P(プラン)は組織として上から降りてくることが多いでしょう。
大事なのはDの実行内容です。
確実に出来る作業を厳選して部下に伝えることです。
中間管理職の立場で無理な実行内容であればそれはプランが適切ではありません。
狙いたい売上や目標に対して、どうしても実行がイメージできなければ、自身の上司に必ず相談しましょう。
中間管理職がイメージできることはチームでも実行可能です。
まずは目標に対して、計画は適切か実行可能かを経営陣と精査しましょう。
しかし、経営の中ではギリギリ出来るか出来ないか難しい計画も出てくるでしょう。
その場合は必ずC(チェック)を漏らさずに行い出来ない理由を少しずつ潰していきましょう。
②PDCAを「無駄な業務」にしない工夫
さらにPDCAを実践的に使うには必ずC(チェック)を遂行することです。
シフト制の現場もあると思いますので確実に週1回チェックをする仕組みを作ることをお勧めします。
仕組み化するコツは、全員が必ず集まる場面朝礼、中礼、終礼いずれかでPDCAを預かり上司がチェックする仕組みは組み込みやすいです。
時間がなければ一度預かって、必ずその日のうちに個人にフィードバックするように自分のPDCAに組み込むとやりやすいです。
中間管理職が納得できる計画と実行内容であれば現場でのフィードバックも伝わりやすく有意義な仕組みに確実になります。
口だけで実行力のない組織を作るより勇気を持ってレベルを下げてでもプランを実行可能なものにして理想の目標に持っていくことが成功を積み重ねるコツでもあります。
③PDCAを当たり前の教育ツールに
PDCAは使いこなせばコミュニケーションツールとしても最適です実行可能なプランを上司と話し、チェックして目標達成まで常に回り続けるためコミュニケーションも回り続けます。
PDCAを定着させるにはまず、目標のために今確実にできることから始めましょう。
小さな課題をクリアし続けなければ目標には届きません。
管理職はまずはC(チェック)の仕組みを継続することを目指しましょう。
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