【マネジメント】やってはいけないマネージャーの態度

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マネジメント
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「チームの中で疎外感を感じる」
「相談される機会が減ったかも・・・」
「指示がなかなか通らない・・・」

このような問題をマネージャーは度々抱えていませんか?

職場は人間同士のコミュニケーションで成り立っているので、どうしても「合う、合わない」が出てきて業務に支障をきたす時もあるでしょう。

この記事では「部下への印象が悪くなる上司の特徴」をご紹介致します。

各項目に改善のポイントも記載してありますので、普段の自分の態度と合わせて振り返っていただけると、コミュニケーションのミスが事前に防げるかもしれませんので、是非ご参考にしていただければ幸いです。

この記事でわかること

①印象が悪くなる上司の特徴10選
②まとめ|信頼関係は修復できる
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印象が悪くなる上司の特徴

結論からお伝えすると下記9項目です。
自身に当てはまりそうな項目を中心に詳しく振り返ってみましょう。

1、部下の言うことをなんでも聞くが行動が伴わない
2、他責思考
3、部下を過去の実績のみで判断している
4、意見には否定から入り代替案がない
5、他者の視点で考えられない
6、仕事の動機付けができない、指示のみ
7、部下が自分よりいい成果を出すのことが喜べない
8、話しかけにくい環境を作っている
9、仕事を任せられない(仕事を振れない)

1、部下の言うことをなんでも聞くが行動が伴わない

部下の意見や相談事に耳を傾けて問題解決に取り組む姿勢は必要です。
要望を通してくれる上司は部下からも重宝されますが、部下の意見をそのまま聞いて、ノーリアクションで過ごすと逆効果になります。

積極的に部下の話を聞く際は、できる限り実行して進捗を伝えてあげましょう。
また、意見をきいた時点で実行不可能だとしても「その意見は大事だよね」と寄り添う姿勢を見せ、一緒に問題に取り組むことが重要です。

特にアイディアや意見が多い部下は話を聞いてもらいたいだけではなく、それがちゃんと活かされているか否かが気になります。

部下の存在価値を肯定するためにも、具体的な意見や進捗情報の共有をして信頼関係を築いていきましょう。

2、他責思考

上手くいかない時や成果が出ない理由を最終的に「不況だから仕方ない」
「季節要因で伸びなかった」など他責思考で考えると、部下はその思考に慣れてしまい自主性をなくしてしまうでしょう。

部下から信頼され引っ張れる上司になるためには、「どうしたら上手くいくか」「どのアクションが間違っていたか」など外的要因ではなく内的要因、すなわち自責で考えることが重要です。

上司が当事者意識を持って問題に取り組めば、そのマインドがチームにも伝わり部下の成長を加速させやりがいを感じ、信頼関係も築けます。

3、部下を過去の実績のみで判断している

「〇〇さんはこういう特徴がある」
「〇〇さんはこのくらい売れる」など部下ポテンシャルを過去の印象だったり、実績で決めつけてはいませんか?
そのような感情や考えは、上司の言動から少なからず滲み出て部下に伝わります。
その結果「上司は私のことをこう思っている」と部下の方も、上司に対して先入観で判断し始めるので、マイナスの感情に働くと生産性を失うでしょう。

部下と接するときは「成長するためにはどう接すればいいか」と未来思考でマネジメントをすると、部下も前向きな言動が目立ってきてチャレンジしやすい環境が作れます。

4、意見には否定から入り代替案がない

否定から入るとどんな人でもその人に意見を言うことをやめるでしょう。
またどんなに間違った意見や的外れな意見で、否定せざる得ない時でも
まずは「そのような意見もあるね」と受け止めましょう。その上でその意見に対して代替案を出して、相手の意見を修正史正しく導くことが重要です。

5、他者の視点で考えられない

自分のやり方が正しいと思い込んでしまうことは危険です。
そのやり方で確かな結果が出たとしても、部下にとって上手くいく方法とは限りません。

またマニュアルに沿ったルーティン業務も同じです。
マニュアルには大多数がうまくやれている生産性の高い作業工程が記載されており、そのやり方は間違いではありませんが、部下が理解しやすいように噛み砕いて指導することも重要です。

6、仕事の動機付けができない、指示のみ

ただタスクを指示してこなす業務は部下にとって苦痛になるでしょう。
「テレアポ100件」「セカンドアプローチ電話10件」など、ノルマだけが見えて生産性に欠けます。

仕事を指示する際はできる限り「動機づけ」をすると部下は行動に移しやすいです。
例えば、テレアポだったら「〇〇のサービスに困っていそうな顧客様を自分でピックアップしてみて自社の商品で悩みを解決できるようにしてみよう」など、仕事の意味や実行理由を伝えその業務をフォローするように上司が動けば信頼関係を築きながら生産性を上げることができます。

7、部下が自分よりいい成果を出すのことが喜べない

「部下に今の地位を脅かされる」「部下には負けたくない」などと競い合い、部下の成果を勘違いしてしまっていては上司失格です。

上司の仕事は最終的に部下があげた成果や成長が評価対象です。
チームが大きくならなければ会社に利益をもたらすことなく、あなたの仕事は失敗したと判断されます。

部下が自分のポジションに就くことは、健全であればあなたがステップアップすることにもつながります。
ここに健全さを感じなければ、あなたと部下の関係性を1から見直す必要があります。

まずは部下が実績を出したときには心から称賛を送りましょう。

8、話しかけにくい環境を作っている

いつも忙しく立ち回っていたり、依頼された「忙しいから他に」と内容を断ったり、険しい顔をして「無駄な時間を使わせるな」と言う雰囲気を出していませんか。

確かに無駄な時間は避けたいですが、話しかけにくい雰囲気は緊急性が高い案件の報告が遅れたり、緊急性はないが重要度の高い案件でさえ相談されなくなります。

これを改善するためには話はいつでも聞くけど3分以上かかる相談はリスケすると言うように、基準を決めるとよいでしょう。

3分も積み重なれば大きな時間ですが、チームの問題解決は上司の仕事です。
話が長そうだったり、返答に時間がかかりそうな内容の時は、「〇〇時にもう一回話を聞きますね」など具体的なリスケジュールを提案して、部下の時間も有効活用していきましょう。

9、仕事を任せられない(仕事を振れない)

「自分でやった方が早い」「自分でクロージングした方が成果が出る」と上司がプレイヤーとして立ち回ることが多いと部下は「自分は必要ないんだな」と思い、心に壁を作っていきます。

信頼関係を築くためには、「この仕事は〇〇さんに任せたい」「クロージングまで行ってみよう、ちょっとマズそうならすぐにフォローに入ります」と部下を最大限信頼し、そして安心できるようにフォローに入れれば完璧です。

上司の役割は部下のために、環境を整えたりチャレンジする場を設けることが仕事です。
部下に活躍の場を与えてあげましょう。

まとめ|信頼関係は修復できる

今回はやってはいけないマネージャーの態度として、印象を悪くする上司の特徴をご紹介しました。

基本的に、相手を尊重し上司のスタンスとしては「部下の成長、成果」が自身の仕事と認識することが大事です。

当たり前のようなことでも、意外に感情が邪魔してどうしても間違った判断をしてしまう場合がございます。

大事なのはそれに気づいて改善することなので、今回のやってはいけない内容をマネジメントの振り返りとして活用頂けますと幸いです。

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【経歴】・2000年~2008年まで楽器販売、フリーランスカメラマンで接客販売経験⇒・2008年から現在まで、宝飾業界の販売店営業、人材育成、マネジメント業務行いながら店舗運営、マニュアル作成、コーチングスキル、マーケティングスキル身につけ現在に至る。

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