【人材教育】教育の仕事をするにあたって覚えておきたい心構え

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教育するにあたって、覚えたテクニックや知識を使うけど中々上手くいかない。
そんな悩みを抱える管理職の方は多いのではないでしょうか。

さまざまな教育方法を実践するには、教育者の実力があることが大前提です。
そこで今回は、教育者の能力を底上げする「心構え」を3点紹介します。

今回ご紹介する3点の心構えを押さえて、自己啓発につなげていただくと教育現場で行動する際に説得力も増し、
やりたい教育が根付くきっかけになるかもしれませんので是非ご覧ください。

この記事でわかること

①教育の仕事をするにあたって覚えておきたい心構え
②まとめ(教育者のやりがい)
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教育の仕事をするにあたって覚えておきたい心構え

■教える仕事全般の知識、技術

当然のことではありますが、教える仕事に関して誰よりも詳しい、もしくは実行力がある必要があります。

理由は「信頼を勝ち取るため」です。

業務内容や、段取り、その仕事の意義など教わる側が納得できるレベルの知識や技術を持っていることによって、教わる側の尊敬を集め、この人に教わろうという気持ちにさせられます。

反対に十分な知識や技術を持ち合わせていない場合、結果が出なかったり、質問に答えられないなど、教わる側が失望してしまったり、頼ってもしょうがないという状況を作り、目指している成果が出にくいことがあります。

しかし経営陣が教育者の成長も願って、まだ知識や技術が未熟な状態でも教える側になる場合もあります。

ポイントは「信頼を勝ち取る」ことなので、わからないことはその場で調べ解決し、失敗しても素直に認め努力する姿勢を見せれば、「この人について行けば一緒に成長できる」と思ってくれます。
下手に取り繕わず、素直に行動することを大切にすれば信頼を勝ち取り、それが尊敬へと繋がっていきます。

■相手の能力や性格(パーソナル)を見極める力

最も成果が出やすい教育は「個別指導」です。
教わる側の能力や性格に合わせた指導をすることで、個人の能力を引き出し、成長を加速させます。

全員に同じ手法や接し方は全員を平均値まで上げるには効果的かもしれませんが、スピードは遅く成長にもムラが出ます。

同じ業務でも、「あなたは〇〇が得意だからこうすると良い」と優れている部分を伝え伸ばしていくか、「あなたはまだ〇〇が出来ないからここを直すとよい」のように、指摘をして修正させるか様々な伝え方が出来ます。

多くは褒めて伸ばす方が効果的ですが、そのためにも教える相手がどんな性格で、どのようなことが得意なのか、苦手なのかを観察し見極める力が必要になります。

■論理的に説明する力

教える内容を相手に正確に伝え、腹落ちするように話すには論理的な思考も大事です。
仕事の全体像や、目的、作業の手順、注意すべきポイントなど、それぞれに対して結論からわかりやすく伝えたり、ストーリー立てて経験を交えて印象つけたり、論理的に説明する力が必要です。

説明を簡略化して業界の専門用語や、流行りの横文字、自分だけがわかる言葉で説明すると凄そうに見えますが、相手に伝わらなければ意味がありません。

基本は誰にでもわかりやすい言葉で、丁寧に順序よく説明します。
相手の理解度に合わせて、教えていくことも大事です。
同じことを2度、3度と繰り返し根気よく進めることもありますが、いずれにせよ説明の段階で相手に理解を深めてもらわないと、仕事の質も上がりません。
説明方法は特に気をつける必要があります。

まとめ(教育者のやりがい)

今回は、仕事を教えるにあたっての心構え3点をご紹介しました。
教育には様々なスキルが必要ですが、心構えは誰にでもすぐに実行可能な内容です。
特に他人を変えるわけでなく、自身の意識を変えていくので変化も実感しやすいと思います。

また教育者の立場として、相手の成長した姿を見たときや成果が出て相手に感謝された時など、数字以外でもやりがいが大きくなるのが教育者の立場の特権です。
そして、育てた相手が部署異動や転職した場合でも信頼関係により新しい人脈になったりするのも面白いところだと思います。

人が人を育てることは普遍的なことなので、まずは「心構え」をしっかり持っていることをおすすめ致します。

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【経歴】・2000年~2008年まで楽器販売、フリーランスカメラマンで接客販売経験⇒・2008年から現在まで、宝飾業界の販売店営業、人材育成、マネジメント業務行いながら店舗運営、マニュアル作成、コーチングスキル、マーケティングスキル身につけ現在に至る。

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