チームワークと聞いて、皆さんはどんなことを思い浮かべますか?
「言葉を言わなくても仕事ができる」
「役割分担がしっかりしている」
「輪を乱さない」
など複数人数において、一緒に行動することが苦にならないことや、個人では達成できない大きな目標などを思い浮かべるかもしれません。
現在は人材の多様化も進み、チームのあり方も変わってきました。
海外のプロジェクトに参加したり、年齢関係ないチーム編成など日本人ならではの「周りの空気を読む」というチームの良さは力を発揮しにくい時代になってきています。
そこで今回は、改めてチームワークを振り返り時代に合わせたチームワークの定義のお話しをします。
この記事でわかること
②チームワークの5つのポイントと4つの効果
③まとめ
①チームワークの定義
チームの定義とは、目標に向かって集まった組織のことです。
チームワークは目標を達成するために、メンバーが役割を分担して協力して動くことです。
ジョブ型雇用や個人の働き方が尊重され、今までのチームの役割がこれから少しずつ変わっていきます。
自身の役割を果たして、チームで大きな成果を得るという点では今も昔も変わりませんが、より一層「チーム」をまとめる仕事が要求されます。
チームの仕事を最大化するためには、優秀なリーダーが必要ではありません。
それぞれがリーダーシップを持って、複数のパワーでチームを引っ張っていく姿勢が求められます。
今までは協調性という名のもとに、メンバーのスキルがおざなりにされていました。
成果へつながる価値観が激しく変わる中、必要なのは「チーム」という視点で新しい価値にチャレンジすることです。
絆やつながりなどを超えた、自律分散型の組織の考え方が注目されています。
②チームワークの5つのポイントと4つの効果
チームワークを発揮する5つのポイントからご紹介します。
1・理想を創る
「ゴールの設定」、売上目標、達成すべきビジョンや企業理念など。
2・役割分担
メンバーの強み、弱みを活かして「役割分担」できているか。
3・コミュニケーション
メンバー同士で、意思疎通できる仕組みがあるか共通言語など意識しているか。
4・情報共有
メンバーが同じ情報やノウハウを共有しているか。
5・モチベーション
1人ひとりのモチベーションは維持、管理できるか。
ちなみに、チームワークが良くなると下記の4つに作用して成果が上がりやすくなります。
1・効果
チームワークが良くなることで、目に見える部分。特に売上などの成果物。
2・効率
メンバーの役割が明確なため、無駄がなくなります。
これも目にみえる数値的な部分で、生産性が上がると同時に「新しい価値」を産み出すことが「効率」です。
3・満足
チームワークが良くなることで、達成することも多くなり、プロジェクトにやりがいが生まれます。
この満足感がモチベーションを維持させ、成果を維持します。
4・学習
チームワークがいいチームは、お互いに足りない部分を補うだけでなくお互いにスキルを高め合います。
効率が良くなると、新しいことにチャレンジすることになるので新たなスキルを身につけたり、イノベーションが起こることで常に学習する環境になります。そうすると早い時代の流れに柔軟に対応できるチームになるでしょう。
※チームワークを具体的に想像する内容は、別の記事でご紹介致します。
【マネジメント】チームワークをロジカルに実践する
③まとめ
今回は、現代社会におけるチームワークについて簡単にご紹介しました。
今までの役割分担ではなく、多様性に備えて自律分散型の組織を意識して、メンバー全員にリーダーシップを促す仕組みで個人のパフォーマンスを引き出せば多様性を求められるビジネスに柔軟に対応できるでしょう。
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