【マネジメント】マネージャーの悩み|「部下が動かない」

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マネジメント
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マネージャーがチームに仕事を指示した時に「思った通りに動かないな」と感じることはございませんか?

「自ら動く社員」
「動いた社員に気付かされて動く社員」
「傍観して動かない社員」

マネージャーの立場からすると、チームが足並みを揃えて動けないことに歯痒さを覚えるでしょう。

また「何度言っても上手く動かない」「毎回指示しなけれないけない」など教えたことが継続してできなかったり、社員の一挙手一投足に感情的になってしまう場面もあるかと思います。

「人は褒めて動かせ」と良く言われますが、褒めても、脅しても、気づくまで傍観しても、そう簡単に人は動きません。

そこで今回は、マネージャーがチームを動かす際のポイントをお話し致します。

この記事でわかること

①人を動かすには whyとhowで伝える
②まとめ「わかっているだろうと言う前提を捨てる」
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人を動かすには whyとhowで伝える

どんなに簡単な仕事でも必ず why(なぜやるのか)、how(どうやってやるのか)を明確に伝えることが大事です。

「自ら動く社員」「動いた社員に気付かされて動く社員」「傍観して動かない社員」

この差は 「why」を正しく理解しているか、していないかの差です。

例えば、「日報を毎日書く」という業務があった時に、自主的に書く社員、後でまとめて書く社員、漏れも多く中々書かない社員など、部下の仕事にムラがあるときは「 why」と「how」が明確になっていないことが原因です。

why→「何のために日報を書くか」

この場合、 whyを伝えるためには「毎日日報を書いてください」や「引き継ぎに必要なので書いてください」など実務的なことだけだはなく、日報がどんな成果に繋がっているのかを伝えることが重要です。

日報を書くことで、引き継ぎや営業成績の記録だけではなく、仲間と共有し有益な情報交換や助け合う風土が生まれ、チームワークを促進する要素になり、結果的に営業成績も上がり、自分にもメリットが返ってくる、結果給料も上がるなど、日報がどんな効果があって何の成果に繋がっているかを伝えます。

人は自分にとって「重要だ」と思えることに動機を持ち、行動に移します。

どんなに小さな仕事でも、それが何の成果を生むのかを伝え、意味のある行動と思ってもらえるように whyを伝えましょう。

how→「どうやって日報を書くか(書くコツ)」

動機付けができたら次は、「やり方」です。

要領が良い社員は、自分でやり方を考えたり改善していきますが、全員がそうではありません。
また形骸化させず継続するには、正しいやり方を伝えることが大切です。
基本となる型やコツをできる限り、5W 1Hを用いて教えましょう。

日報であれば「書く時間、書く場所、書くタイミング」など、どうすれば漏れなく忘れることなく書けるかを指導します。

例えば、「毎日終業10分前に、自分のデスクで、5分間使って、今日行った内容を時系列で書く」など。

やり方に基準があれば、日報が書けなかった時の原因など明確になり、できない原因を都度改善して継続させることもできるでしょう。

②まとめ「わかっているだろうと言う前提を捨てる」

今回はマネージャーの悩み|「部下が動かない」についてお話致しました。

部下が思うように動かない原因としては、「 why(なぜそれをやるのか?)」を充分に伝わっていないことがほとんどです。

まずはどんなに小さな仕事でも、それがどんな成果に繋がってどんな意味があるのかを伝えましょう。

動機付けできた行動を正しく継続させるには、「how(どうやってやるか)」を5W1Hを用いて教えていけば、上手くいったことやミスしたことにも気づき、改善への足掛かりになります。

プレーヤーとして実績を残し、マネージャーに着任した場合、今回取り上げた内容は、マネージャーの立場から見たら「出来て当然の内容」かもしれません。

しかし「これくらいはわかってくれるだろいう」と思っていることは部下やチームにとっては「目からウロコ」の情報だったりします。

特に年齢層が違うチームやスキルが異なるチームを率いる場合、「わかっているだろう」と言う前提を捨てることは必須です。

「部下が動かない」と不満を募らせるのではなく、「彼らが率先して動けるように、伝えるべきことがあるはず」と意識を切り変えていくことが、人を動かす第一歩です。

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【経歴】・2000年~2008年まで楽器販売、フリーランスカメラマンで接客販売経験⇒・2008年から現在まで、宝飾業界の販売店営業、人材育成、マネジメント業務行いながら店舗運営、マニュアル作成、コーチングスキル、マーケティングスキル身につけ現在に至る。

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