【マネジメント】コミュニケーションのコツは「あいて目線」

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マネジメント
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仕事もプライベートも人間関係からスタートします。
その人間関係を構築するには円滑なコミュニケーションが必要です。

「話し上手」=「コミュニケーションがうまい」と思われがちですが、実は違います。
「伝えたいことが伝わるかどうか」が実は重要なのです。

今回は、スムーズな意思疎通に欠かせない知識やスキル、コミュニケーションについてお話しします。

この記事でわかること

①コミュニケーションの基礎「伝わる」
②伝わるためには「あいて目線」で考える
③まとめ
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コミュニケーションの基礎「伝わる」

仕事でもプライベートでも日常的に行っているコミュニケーション。

インターネットが発達し、さまざまなコミュニケーションの形が現在は存在しますが「コミュニケーション」という行動をあまり深く考えたことのない方も多いのではないでしょうか。

コミュニケーションとは言葉や身振り手振り、表情などを用いて感情や意見、意思の交換をしたり、情報をやり取りしたりすること、つまり人と人との間で「知覚」「感情」「思考」を伝達し合うことがコミュニケーションです。

特にビジネスシーンでは、相手に伝えたいことを伝え、内容を理解してもらい行動に移してもらうことこそがコミュニケーションの基本だと言われています。

ビジネスでは、報告、連絡、相談、お客さまや取引先への商談、説明など様々な場面で相手に「伝わる」話し方が求められます。

しかし、人によって物事の考え方や捉え方、置かれている状況が異なるため
「ちゃんとコミュニケーションが取れてるか不安」と常に感じている人も多いのではないでしょうか。

近年は、ITツールの普及・活用や在宅ワークといった新しい働き方の導入などにより、対面でのやり取りが減ったことで今までと同じ感覚では通用しなくなったという声もよく上がっています。

では、どのようなコミュニケーションがベストかというとコミュニケーション上手な人の特徴として挙げられるものには以下の4つのポイントがあります。

・信頼感を持たれる立ち居振る舞い
・空気を読む力
・自分の考えを発信する能力
・感受性の豊かさ

4つのポイントで共通している事として「相手のことをどれだけ考えられるか」が根底にあるのがお気づきでしょうか。

例えば信頼感を得るためには相手の役に立つことで信頼を得たり、空気を読むには相手の立場を想像した言動が必要です。
それらを表現するために、自分の考えを発信する能力と感受性の豊かさが求められます。

いくら話し上手でも文章が流暢でも、一方的に話し掛けるだけで受け取る側の視点を持っていなければ、双方向のコミュニケーションとは言えません。

伝わるためには「あいて目線」で考える

では具体的に、相手のことを考えたコミュニケーションを鍛えるトレーニングにはどのようなポイントがあるのかをご紹介致します。

あいて目線を鍛えるには大きく分けてインプット型と体験型のトレーニングがあります。
インプット型が主にコミュニケーションの理論を伝えるものであるのに対し、体験型では「きく(聞く・聴く・訊く)こと」と「発信すること」を対象に目的別のトレーニングを行います。

インプット型では、何を伝えるか、どうやって伝えるか、受け手は誰か、などを考える事前準備をします。
基本的には5W1Hの発想にいかに瞬時になれるか、が重要なポイントです。

次に体験型のトレーニングでは「きくこと」リスニングを目的としたものです。
「聞く」と「聴く」の違いといった基本的なことから、傾聴を用いた「聴き上手」になるためのポイントなど、ロールプレイングで実践していくことで、相手の本音を引き出す力につなげていきます。

一方的に話す、共感するのではなく、「訊く(質問する)」ことで相手の思いや考えを明確にさせるコーチングを目的としたトレーニングも、「きく」能力を向上させる方法としてよく利用されています。

「発信すること」に焦点を当てたトレーニングとしては、トーキング、プレゼンテーション、交渉、ファシリテーションなどをスキルアップさせます。

話す場面を具体的に想定しながら、伝わる話し方のコツを身に付けるトーキングだったり、日々発生する交渉に必要なスキルや戦術を具体的に学ぶ交渉術のロールプレイングなどを実施し、コミュニケーションを細分化して能力を上げていきます。

このように、コミュニケーションの目的を理解した上で、リスニング、コーチング、トーキング、プレゼンテーション…といった、一つ一つのビジネススキルがアップすれば、「きく力」「発信する力」が向上します。
つまり上手なコミュニケーションを取ることができるようになってくるでしょう。

まとめ

今回はコミュニケーションのコツは「あいて目線」というお話しをいたしました。

コミュニケーションは誰もが日常的に行っているもので、毎日がコミュニケーションの繰り返しですから、何のためにコミュニケーションを取るのか、誰に伝えるのか、相手の関心は何か、相手はどのような反応をしそうかなど、常に「相手の視点」を意識することで今までとは違う、相互理解が深まる意思疎通ができるでしょう。

コミュニケーション能力を上げるトレーニングも
「あいて視点に立つことが大事」という考えを常に頭に入れておくことで高い効果が生まれます。

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【経歴】・2000年~2008年まで楽器販売、フリーランスカメラマンで接客販売経験⇒・2008年から現在まで、宝飾業界の販売店営業、人材育成、マネジメント業務行いながら店舗運営、マニュアル作成、コーチングスキル、マーケティングスキル身につけ現在に至る。

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