【人材育成】マネージャーが着任早々に行うアクション

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マネージャーに昇格したり、新しいチームに着任した際は
「売上も、教育も両方抱えるのは辛い」
「プレイヤーとしても求められてキツイ」など
着任したてのときの苦労は計り知れないのがマネージャーの業務です。

チームビルディングやプレーヤーとしての実力を発揮する「花形」でもあるので「売上と教育」を両立させるのがマネージャーの醍醐味でもありますが、スタートダッシュの手順に手間どうと、苦行が続くのは間違いありません。

そこで今回は、マネージャーが着任早々に行うべきアクションについて、お話させて頂きます。

この記事でわかること

①着任早々のアクション「ナンバー2」を育てる
②チーム運営のシナリオを立てる
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着任早々のアクション「ナンバー2」を育てる

これは職種関係なく、どのタイプのマネージャーでも必要なことです。
特にプレイヤーとしても現場に立つマネージャーであれば尚更、「ナンバー2」の育成が最初に取り組むべきポイントです。

理由は「マネージャー本来の仕事をする為」です。

ナンバー2の役割はあなたの業務を補佐し、メンバーとの橋渡しをする存在です。
ですので、人選は慎重に行う必要があり時間もかかる場合がありますが、ナンバー2を育てることから始めれば、マネージャーのリソースは担保され、チームに良い影響を与えることができます。

※ナンバー2の任命、育成方法については下記の記事でご紹介いたします。
【マネジメント】チームを軌道にのせる方法

ちなみにマネージャーに任命されるときは、大体「ピンチ」からのスタートではないでしょうか。

例えば、「売上を立て直す」「新店舗展開」「部門の効率化」など大きな目的は経営改善ですが、その根本的な「チームの改善」を命ぜられているのです。

頭で着任理由が「チーム改善」とわかっていても、売上など数字で表せる結果が経営層から常に求められるので、焦ってしまうとプレイヤーとしてフル稼働してしまい、マネージャーの孤軍奮闘という苦行が始まります。

着任当初は結果の出やすいことや、大きな問題点に目が向いてしまいがちです。
本来達成すべき「チーム改善」から外れてしまったアクションを取らないためにも、まずは「ナンバー2の育成から始める」を意識して取り組むとあなたにも、チームにも良い影響があるでしょう。
では、着任早々「焦らずにナンバー2を育てるためにはどうしたら良いか」
という点をお話し致します。

チーム運営のシナリオを立てる

まずチーム運営のシナリオには下記のようなセオリーがあります。

①混迷期(着任時)

メンバーが未熟、もしくはチームとしての連携がまだ取りにくいとき。
不足分はマネージャーがプレイヤーとしても動き、マネジメントと合わせてフルパワーで稼働しないといけない時期

②構築期(3ヶ月〜半年)

ナンバー2とチームを育成しながら、チームワークを整える時期です。
チームの人数や業種にもよりますが、メンバー全員にビジョンを浸透させて売上と教育のベースを作るのには3ヶ月は最低見ていたほうが失敗しないでしょう。
理由は数値的にも平均値を取れるようになってきて、メンバーや経営層にアクションを示すとき、説得力が増すからです。
このタイミングで「ナンバー2」がマネージャーと連携できるくらいの関係性に育っていれば、マネージャーはプレイヤーとしてのリソースを減らして行き、チームを改善すべきマネジメント業務や仕組み作りに注力できるようになってきます。

③稼働期(半年後〜1年後)

この時期になってくると、あなたの仕事が仕組み化され、チームの生産性が上がってきて、イノベーションを起こせる状況になるでしょう。
この稼働機に、「イノベーション」まで起こせるマネージャーになっていれば会社にとっては大きな財産であり、あなたの評価も相当上がります。
このように着任時から、メンバー育成やチームビルディングをメインに取り組めば3ヶ月、半年、1年後にはマネージャーの負担も減り、成果を生み出し続ける体制を作ることができます。

チーム運営のシナリオのポイントは、いかに早く①混迷期から②構築期に移行するかです。

ここでもたつくと、マネージャーもチームも疲弊していき、成果も大きくは変わらないでしょう。

まず着任後「3ヶ月」までにはナンバー2を選び、ナンバー2をサポートし、チーム全体で動き出す根回しをしていくのが成功への秘訣です。

まとめ

今回は「マネージャーが着任早々に行うアクション」をお話ししました。
マネージャーに期待されることはチームを動かして、個人ではなし得ない10倍20倍の成果を生み出すことです。
それはどんなに素晴らしいプレイヤーでも、1人では達成できない目標です。

成果が出るチームビルディングの過程は最短でも半年以上かかります。
焦らずまずはナンバー2を育て、マネージャー本来の仕事見失わないようにしましょう。

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【経歴】・2000年~2008年まで楽器販売、フリーランスカメラマンで接客販売経験⇒・2008年から現在まで、宝飾業界の販売店営業、人材育成、マネジメント業務行いながら店舗運営、マニュアル作成、コーチングスキル、マーケティングスキル身につけ現在に至る。

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